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備前焼 茶器
 備前焼
備前焼は土を焼いて造形した陶器である。釉薬(ゆうやく・うわぐすり)を一切使わないので光沢はなくザラザラした仕上がりとなる。
酸化焔焼成によって堅く締められた赤みの強い味わいや、窯変によって生み出される模様は周囲360度どこから見ても同じ模様はなく作品一つ一つ違う。このような模様のことを「備前焼の景色」といい、胡麻(ごま)や桟切(さんぎり)など、9〜16種類の景色がある。
次ののサイトを参照してください。

あながまの備前焼 山二屋 http://ww36.tiki.ne.jp/~takuma-w/n-yake-shop.htm
備前焼ナビ http://www.wakakusa.info/keshiki.html

絵柄を描かないので見た目の派手さはないが、土と炎から生まれる色と模様は自然の芸術といえる。
備前焼の魅力である茶褐色の地肌は、田土(ひよせ)と呼ばれるたんぼの底(5m以上掘る場合もある)から掘り起こした土と、山土・黒土を混ぜ合わせた鉄分を多く含む土とを焼くことによって現れる。土の配合にもある程度比率が存在するが、各々の土を寝かす期間も存在し、出土する場所によっても成分が違ってくる。よって、作るには熟練の技が問われてくる。
使い込むほどに味が出ると言われて、派手さはないが飽きがこないのが特色である。また釉薬を使わないので通気性があり土の成分と相まって切り花は長持ちをし、水は丸みが出来てお酒などは美味しくなるといわれている。
小西陶古
陶古とは岡山県備前市伊部にある備前焼窯元の「小西陶古」商店の備前焼ブランド名である。
明治初期に細工の名工と云われた永見陶楽の孫にあたる初代小西陶古(本名 小西陶一郎)が窯元を設立。
 初代は偶然に作られていた「桟切(サンギリ)」という景色を人工的に作り出す方法を考案。
初代の二女にあたる小西光江(昭和2年生まれ)が二代目を襲名し、伊部で一番大きい古来伝統のランマ窯を利用。 
現在は初代の孫にあたる小西陶藏が窯元の作品を監修し、陶工としても備前市指定無形文化財保持者に認定されています。 
小西陶古オフィシャルサイトhttp://www.toukogama.com/より抜粋
茶碗
抹茶茶碗の大きさですが、お茶を飲むのも、お酒を飲むのも、酒の肴を入れるのも良いかもしれません。
大切なのは器として使ってあげる事だと思います。使い込むほどに、色艶やざらつき加減も変わっていくことでしょう。
それがこの器に与えたあなたの年輪でもあると思います、
伝統的な備前焼の作品であり、陶古の技と情熱が発揮された作品でもあります


























商品スペック
 本体のサイズ(約mm)  高さ 77×口 107×胴 107×高台 50
 本体の重量(約g)  240
 外函のサイズ(約mm)  高さ 110×幅 150×奥 150
 外函の重量(約g)  250
 原料  土
 産地  岡山県 備前焼
 在銘  有り 陶古
 状態  古物。民家蔵に長期間蔵保管。未使用に近い。
 その他  専用木箱付

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